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AQUOS R3 を一年間使い続けて感じたメリット・デメリット

2019年の夏モデルとしてau·docomo·SoftBankの3キャリアより発売されたSHARP AQUOS R3。
筆者も昨年6月にauで購入し1年間メインスマホとして運用しました。そしてメインスマホとして使用する上で感じたメリット・デメリットを本音で徹底レビューしていきたいと思います!!

メリット

処理性能

AnTuTuベンチマークV8.0.3

AQUOS R3は当時最高峰のSoCのSnapdragon855を、RAMでは当時シャープ最高である6GBを採用しました。
やはりどれだけミドルスペックSoCの性能が上がってきているとしても、このSnapdragon855には敵いません。AnTuTuベンチマーク(2020/3/37現在GooglePlayストアから削除)でもそれは表れています。

先代機種のAQUOS R2がSnapdragon845で約300000スコアと言われていますので単純計算で約1.4倍近くもの性能向上ということになります。
この性能向上をどうとらえるかは人次第ですが、筆者個人的には大きなメリットだと感じました。

ゴリゴリの3Dゲームをヌルヌルサクサク遊びたい人はやはりハイスペックフラグシップスマートフォンに限るというわけですね!

ディスプレイ

AQUOS R3の売りといえば、やはりSHARPが誇る液晶!
本機種からはPro IGZOという新たな液晶を採用しました。
ディスプレイに関してはやはり世界最高峰レベル(筆者感想)。発表当初は「R2と大差あるのかな…」と感じていましたが、au SHINJUKUでデモ機を触ったら「これは凄い!今回の機種変更はこれにしよう!」と即決するようなレベルでした。

ではAQUOS R3のディスプレイのどこが凄いのか、
120Hzは外せません。ずいぶん前のフラグシップ機から採用している高速リフレッシュレート。一度使ってしまうともう戻れない。手に吸い付く感じが非常に素晴らしい!
2020年春モデルのSamsungGalaxyS20シリーズでも120Hz対応になりましたがWQHD+では使用できないそうです(アップデートで対応との噂あり)。しかしこのAQUOS R3は2019年の機種であるもののWQHD+で120Hzの動作が可能です。

そして次に本機種の目玉機能でもある10億色の表現力と2倍の明るさを可能にする「Pro IGZO
10億色の表現力については使ってみても正直よく感じ取ることは出来ませんが、色の発色が非常に良いということは分かりました。現物に近い色を発色出来ているということですね。
2倍の明るさというのは「アウトドアビュー」という機能になっており、日差しの強い昼間に外で使用する際には極限まで明るさを上げ視認性をよくするということで筆者が非常に重宝した機能です。

デメリット

カメラ

何年経ってもAQUOSシリーズの弱点となり続けるカメラ。
毎回「今回こそは…⁉」と思わせ実機でガッカリする物足りなさ。
他社フラグシップ機と比べ抜けている箇所がある。

AI認識機能によりご飯の写真はより美味しそうに撮れるようになりそこは好評なのですが、問題の一つ目が暗いところなどでの夜間撮影。本機種より大型ピクセルセンサー(F値1.7)のレンズを採用していて光を多く取り込んでいるのはわかるのですが…

取り込みすぎて逆に不自然になっとるやないか!!

分かりやすいように撮影例を載せます(リンク先フルサイズです 通信容量に注意して下さい)

ご覧の通り暗所や夜間の撮影ではノイズが目立ってしまっています。「新興国のメーカーのミドルペックスマートフォンの方が綺麗に撮れるんじゃないの⁉」というレベルです。

そしてシャッターボタンを押した後、少し間が開いてからシャッターが切られるのも気になりました。一瞬のベストショットを逃してしまいます。

AQUOS R3のカメラは発売当初は静止画専用の標準カメラと動画専用のドラマティックワイドカメラの二種類でしたが、Android10アップデート後からは標準カメラと広角カメラの二種類に変更になりました。
この広角カメラですが、最初は動画専用だったためか非常に魚眼レンズのように端に行くにつれ歪んでしまいます。この点は残念です。 (リンク先フルサイズです 通信容量に注意して下さい)

ちなみにダブルノッチは…

AQUOS R2 compactの時から物議をかもしていたダブルノッチですが、AQUOS R3でも採用されました。ネットの様々な記事でデメリットのように書かれていましたが、筆者は別に可も不可もなく正直あまり気にならないという結論に至りました。
最初は少し戸惑いましたが使っていくうちに、机の上に置きながらの前面の指紋認証が便利であったり、ホームボタンがわりに使用出来たりと結構便利でした。
アプリとダブルノッチとの干渉が気になっていましたが1年間使ってきた中で干渉し使用できないと陥ることはありませんでした。

現在、感染症や花粉症対策などでマスク着用する機会が増えてきており、その際に顔認証が通過できないという課題がありましたが指紋認証も併用して使用できるスマートフォンはこういう時活躍するなだなと感じる次第です。

総評・買ってよかった?

以上のようにメリット・デメリットを述べてきましたが、結論として買って正解だったかというと…

買ってよかった!!

やはり ハイスッペクフラグシップスマートフォン は素晴らしい!
SHARPの本気を感じることができた。そんなスマートフォンです。カメラは残念と言いましたが昼間であれば美しく撮ることができ、総合的に判断して買ってよかったです。
やっぱりメインスマホにおくのであれば ハイスッペクフラグシップスマートフォン です。これは間違いない!

SHARPの今年2020年のモデルはAQUOS R5G、5Gに対応しカメラも四眼カメラを採用、8K動画撮影も可能になりました。
今後のAQUOSシリーズはどのように進化していくのか気になりますね!

最後にAQUOS R3で撮影したベストショットを載せておきます 。興味のある方は是非!

最後までお読みいただきありがとうございました。
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ではまた次の記事でお会いしましょう!

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