【日刊DD】Xiaomi 原爆投下を連想させるようなCMを公開し炎上 2020年5月7日 第五号
Xiaomi 原爆投下を連想させるようなCMを公開 謝罪
中国の大手家電メーカー“Xiaomi”が5日に海外向けで公開したスマートフォンCMにおいて、急速充電のプロモーションで日本で原爆が投下されるようなシーンを含んでおり炎上、Xiaomiは当該動画を削除し日本のTwitterアカウントで謝罪しました。
内容としては急速充電のプロモーションで、
日本人らしき人が寿司を食べ
太り（太った人＝ファトマン・原爆の名前）
日本風の建築物の屋根を壊しながら空に上昇（後ろにはスカイツリー）
爆発
キノコ雲が上がる
という演出です。
同社は昨年より日本に正式参入し、コストパフォーマンスの高いスマートフォンや、安価なスマートバンドなどを販売して徐々に日本でもシェアを伸ばしてきている最中で、今夏にはauでも安価な5Gスマートフォンを販売予定です。
Xiaomiは2017年にも中国での採用説明会で、日本語専攻の学生に対し「ここから出ていくか、アダルト産業でなら雇ってやる」と社員が発言し炎上。謝罪する騒ぎにまで発展しています。
この件に対して、当該のCMを削除、日本のXiaomi公式Twitterで謝罪・再発防止に努める、と発表した。しかし依然としてグローバルアカウントでは謝罪文の掲載はありません。追記・5月8日ころようやくグローバルアカウントから掲載がありました。
筆者個人的な意見としては、日本は原子爆弾の被害を受けた唯一の国でありそれをプロモーションに利用したという事実を許してはならない。日本市場に参入している以前に企業として異常な体質だと感じます。
社員の教育不足や管理の甘さなどが問題で抗議があるまでそのままだったのか、はたまたXiaomiはこういう思想を社内で共有しているのか、どちらにせよ日本に対しての侮辱行為を行なっている事実に変わりはなく、この問題が他の中国企業または中国に対しても飛び火しイメージを下げかねないのだ。
是非とも中国の責任者である人が謝罪文を出すなどといった行為をするべきだ。
製品は非常に質の良い商品を低価格で出しており、非常に魅力的な製品も多い。
しかしメーカーがこういう体質ならば買い控える人も出てくるだろう。
今回の件を受けTwitter上では、「#Xiaomi日本撤退」といったタグも拡散されており、前回の問題とともにXiaomiは評判をかなり落としました。事態の収束には時間がかかりそうです。
あとがき
今回は一つのニュースのみの掲載となりました。
しかし今回の事実は前述の通り、日本人として決して許してはいけません。
日刊DDには基本的に筆者の意見は入れないのですが今回は入れさせていただいています。
原爆を決して忘れない。
次回は5月9日・日曜日の配信となります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
