有機ELとIGZO液晶を比較してみた!メリット・デメリットまとめ
ふと気になったことがあります。
「有機ELとIGZO液晶を比較したらどっちの方が良いんだろう…」
今回は両者のメリットとデメリットをまとめていきたいと思います。
有機EL・メリット
まずは有機ELのメリットから
黒は発色しないため電池持ちが良い
有機ELは部分発色も出来るので、表示しない黒の部分は画面は点灯しません。
その影響もあって電池持ちが良くなっています。
コントラストが高い
上の理由もあり、色のあるところ黒のところとのコントラストが高いです。
簡単にいうと高画質です。
曲げられる
液晶にはバックライトが必要になりますが、有機ELでは必要無いので曲げることができます。
それを活かしてGALAXYなどの端が曲がっているエッジのスマホや、折りたたみスマホが作られています。
薄い軽い
上の理由のようにバックライトがいらないため薄く軽くできます。
有機EL・デメリット
焼き付きが起こりやすい
有機ELの素子に電流を流し続けると劣化して色落ちします。
そうすると焼き付きが起こります。
寿命が短い
焼き付きも起こりやすく、寿命が短いという欠点があります。
日光下などでは視認性が落ちる
先にも話しましたが、有機ELにはバックライトが無いためそのぶん日光など明るい場所での視認性が液晶と比べて落ちます。
Pro IGZO ディスプレイ・メリット
続いては、AQUOS R3から採用されているPro IGZO ディスプレイです。(写真はSHARP公式サイトより)
AQUOS R3のレビューはこちらからどうぞ
省電力で電池持ちが良い
言わずもがな有名ですが、電子の移動度が高くトランジスタが小型化できるのと、液晶面の透過率が高くなるのでバックライトの明るさを抑えることなどが理由で省電力化できます。
10億色の表示で正確な色を表現
10億色の表示が可能で、現実に近い正確な色表示を可能にしています。
2倍の明るさで日光下でも見やすく
有機ELでは欠点だった日光下での視認性ですがPro IGZO ディスプレイではとても見やすくなっています。
WQHD+で120Hz
有機ELでもGalaxyS20シリーズでも120Hz対応になりましたがWQHD+では使用できません。
Pro IGZO ディスプレイはWQHD+で120Hzが可能です。
Pro IGZO ディスプレイ・デメリット
ベゼルも端末も厚くなりやすい
液晶はバックライトがあり曲げられないためその分、ベゼルや端末が厚くなりやすいです。
常時表示には向いていない
Pro IGZO ディスプレイは黒の部分も発色しているため、常時点灯すると消費電力が多くなります。
アンビエント表示(Always On Display)を暗いところで利用すると、黒いところが発色して不自然に画面全体が明るくなります。
まとめ
まとめてみると以下の表通りです。
メリット
デメリット
いかがでしょうか。
正直どっこいどっこいですね…
今回は「有機ELとIGZO液晶を比較してみた!」ということで両者のメリット・デメリットをまとめてきました!
両者のメリットが揃った最強のディスプレイができれば良いですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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ではまた次の記事でお会いしましょう!